本土各地の伝統的絣織物に強い影響を与えた、日本最古の絣織物と言われ、手紡ぎの糸を植物染料と泥媒染で染め、高機で手織したあと砧打ちしてしっとりとした風合いに醸し出しています。
独特な深い色調は、島の山野に生い茂る天然の植物を染料としていて、グール(サルトリイバラ)、テカチ(車輪梅、テーチキ)、クルボー(ホルトノキ)、楊梅、ユウナ(オオハマボウ)などを染料とし、久米島紬の基本色と言われる五色の美しい色を染め上げます。
【指定条件】
1.糸は紬糸又は引糸を使用する
2.天然染料で染める
3.手括りで絣模様を作る
4.手織り