●蹴上インクライン
南禅寺の山門までやってきました。平日にもかかわらず結構な人でした。
今日は、いい陽気だからかなぁ。
色もピークは過ぎたとはいえ、まだまだ色鮮やかな紅葉を楽しめます。
ローマの水道を連想させる水路閣。上を琵琶湖からの水が流れています。京都が舞台のドラマではお馴染みですね。
この水路閣も今では、周りの景観に馴染んでいる様に思うのですが、できた当時はどんな風に見えていたのでしょうか。近代化と京都市民のための上水道の公共工事は・・。
●南禅寺境内水路閣
南禅寺をあとに、永観堂に向かいます。紅葉のシーズンには夜間拝観もされており、夜空にライトアップされた紅葉は一見の価値あり。
白壁に落書きが・・・。実は、水にぬらした紅葉の葉っぱをつっつけてあるのでした。訪れる人たちへのおもてなし。うーんアートだなぁ。雪だるまの絵、もうすぐ京都にも本格的な冬がやって来ます。
●永観堂(禅林寺)
哲学の道に出てきました。道沿いに疎水が流れます、南禅寺の水路閣を流れてきた水が流れてきます。不思議に思うのは鴨川のように北から南へと流れるのではなくて、土地の高い北に向かって水がながれていること。これってすごい技術・・・・しかも、近代化を歩み出した明治時代に。
●哲学の道
哲学の道を歩いていたら偶然にも、奥さんを伴った(まだ新婚気分か?)元後輩社員のK吉君に久しぶりにばったり出会ってしまいました。法然院が無料で見られると言うので、法然院へ。しっかし、世間は広いようで狭い・・・。
山門を入ったところにあるのは白砂を盛り上げた二つの“白砂壇”。水をあらわしてあり、間を通ることにより身と心を清められるそうです。きれいに盛り上げられた砂の様子は、まるで落雁のようでした。(前先のK吉君も話していました)
過ぎ行く秋を惜しみつつ、初冬の京都。名残の紅葉をたっぷり堪能した一日でした。いやぁ~しかし、ほんまによく歩きました。
●法然院